真空管回路を試作するだけにアルミシャーシを使うのはもったいないというなら、
15mm程度の真鍮の釘を厚さ1~2cm程度の木の板(1X4材の端材でも良い)に打ち付けて、錫メッキ線などで配線すれば簡易的なシャーシになる。
ただし錫メッキ線だけではGNDが弱いので数十MHzを超える高周波回路にはあまり向かないほか、
木の板が湿っていると絶縁が悪くなるので漏れ電流に対して弱い回路にも向かない。
高電圧大電流を扱うような回路を組むと木の板がリヒテンベルク図形を描きつつ燃えあがる可能性がある。
アキシャル抵抗の足を片方だけ折り曲げて基板に実装する際に、裸のリード線がある方に信号が来るようにするとテストポイントの代わりにできる。
ただし高周波回路ではトラブルの原因となる可能性がある。
ラジオペンチの先を芯にして錫メッキ線を1.5回巻きして輪っかを作るとテストポイントになる。
メガネを曇らせるように真空管に息をはきかけると薄くなった真空管の型番の印刷が多少読みやすくなる。
湿気などで印刷が弱くなって全て剥がれている場合は読めないことがある。
消えた型番を書くにはポスカや修正ペンを使う方が良い
CTE33製の試験管の中に375nmにピークを持つ紫外線LEDを入れて、
405nmで硬化する紫外線硬化樹脂に照射したところ、硬化した。CTE33はこの紫外線硬化樹脂を硬化させる紫外線を十分通すと言えそうである。
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